作者注:まず結論からお伝えします。タイトルと短いフレーズを数行だけ載せたポスターなら、Nano Banana 2でも2.1でも十分に作れます。2.1に切り替える主なメリットは、コストを抑えられることです。インフォグラフィックや複数のラベルを載せた縦長画像、中国語の誤字を減らしたい場合は2.1への切り替えがおすすめですが、小さな文字を使うなら2Kまたは4Kが必須です。長い段落やページ全体にわたる小さな文字、屋外の看板の文字については、どちらの世代も確実とは言えません。また、公式の廃止予定ページでは、正式版 gemini-3.1-flash-image の「提供終了日は未発表」と記載されています。噂を理由に慌てて移行する必要はありません。
最近、Nano Banana 2で文字入りポスターを作ると、画像内の文字は新版のNano Banana 2.1より正確だった、という開発者からの報告がありました。公式は、2.1では文字のレンダリングとインフォグラフィックのレイアウト精度が向上したと説明しています。実際に使ってみると、これに反する結果が出ることもありますが、この2つは矛盾していません。
この記事は新版を無条件に持ち上げるレビューではありません。 公式のモデルカードに記載されている小さな文字のぼやけ、長い段落、左右の混同といった制限も、包み隠さず紹介します。効果に関する評価は、公式のモデルカードと、出典・日付が明記された第三者による公開テストのみを参照しています。
この記事でわかること:読み終えると、そのまま再現できるポスター用プロンプトと検収基準を5セット確認できます。また、シーンごとにどちらの世代を選ぶべきか、どの解像度を使うべきか、画像1枚あたりの費用はいくらかも把握できます。

先に結論:Nano Banana 2 vs 2.1、文字レンダリングのために切り替えるべき?
切り替えるかどうかは、「どちらの世代が優れているか」ではなく、ポスターにどんな文字を入れるかで判断しましょう。短い見出しなら、どちらも安定しています。インフォグラフィックや複数のラベルを含むレイアウトは、2.1が明確に優れている分野です。一方、長文や背景に溶け込んだ文字は、どちらの世代にも共通する弱点です。
Nano Banana 2のほうが文字を正確に描けると思われる理由
1つ目の理由は、「文字レンダリングが優れている」という評価が、全体の平均値を指していることです。すべてのプロンプトで勝るという意味ではありません。モデルカードに記載されたEloスコアは、多数の画像を人が並べて比較した結果の平均値です。画像を1枚ずつ比べて逆の結論になるのは、珍しいことではありません。
2つ目の理由は、画像生成では1回ごとのばらつきが大きいことです。同じプロンプトでも、2回続けて生成すると、誤字の位置が変わることがあります。Fuserは2026-10-06に、同じプロンプトで各モデルを1回ずつ、再試行なしで比較するテストを行いました。5つ目の街並みの看板の例では、Nano Banana Proのネオン文字は読めましたが、Nano Banana 2は一部のみ判読可能(「BARK BARS」と誤って描画)で、Nano Banana 2.1はまったく判読できませんでした。利用シーンがたまたまこの例に近ければ、「2のほうが正確」という印象を持つでしょう。
3つ目の理由は、解像度がそろっていないことです。公式も、小さな文字は1Kではぼやけやすいと明言しています。1Kで小さな文字を比べても、モデルの差というより、ノイズの影響が大きくなります。
Nano Banana 2の提供終了に関するうわさ
2026-10-23時点で、Google公式の提供終了ページ(ai.google.dev/gemini-api/docs/deprecations)では、正式版の gemini-3.1-flash-image、gemini-3-pro-image、gemini-3.1-flash-lite-image は、いずれも「提供終了日は未発表」とされています。日付が記載されているのはプレビュー版で、gemini-3.1-flash-image-preview と gemini-3-pro-image-preview は2026-06-25に提供終了、初代の gemini-2.5-flash-image は2027-03-15に提供終了とされています。
うわさの多くは、プレビュー版と正式版を混同したものと思われます。また、第三者によるテスト記事に具体的な提供終了日が記載されている場合もありますが、公式ページには該当する記録がないため、事実として扱うべきではありません。安全な対応としては、コード内のモデルIDを正式版に変更したうえで、利用シーンに応じて2.1に切り替えるか判断しましょう。
🎯 手早く確かめる方法:2つの世代を切り替えるには、リクエスト先のモデル名を変更するだけです。APIYI apiyi.comで同じAPIキーを使い、以下の5つのプロンプトをそれぞれ試してみましょう。実際の業務用ポスターで判断するほうが、単発の評価結果を見るより確実です。
Nano Banana 2 と 2.1 の関係:モデル ID、リリース日、提供終了状況
Nano Banana 2.1 は Nano Banana 2 の改名版ではなく、新しい正式版モデルです。公式の説明によると、ベースとなるのは Gemini 3.6 Flash で、2026-10-06 のリリースと同時に正式版(GA)となりました。一方、Nano Banana 2 は 2026-05-28 にリリースされ、現在も正式版として提供されています。公式モデルページの最終更新日は 2026-10-09 です。
同じシリーズには、ほかに Nano Banana Pro(gemini-3-pro-image)、Nano Banana 2 Lite(gemini-3.1-flash-lite-image、1K のみ)、初代モデル(gemini-2.5-flash-image、1K のみ)があります。文字入りポスターを作る場合は、主に 2.1、2、Pro の3モデルから選ぶことになります。

Nano Banana 2 と 2.1 の仕様の違い
| 比較項目 | Nano Banana 2.1 | Nano Banana 2 |
|---|---|---|
| モデル ID | gemini-nano-banana-2.1 |
gemini-3.1-flash-image |
| リリースとステータス | 2026-10-06 にリリースされ、同時に正式版に | 2026-05-28 にリリース。正式版。提供終了日は未発表 |
| 解像度 | 1K / 2K / 4K。512 は非対応 | 512 / 1K / 2K / 4K |
| 思考レベル | minimal / medium / high。デフォルトは medium | minimal / high。デフォルトは minimal |
| 4K 出力1枚あたりのトークン数 | 約 3780 | 約 2520 |
| ワイドアスペクト比 | 対応する比率は14種類。2K/4K で発生する 1:4、8:1 などのタイル状アーティファクトを修正 | 修正状況について公式から個別の説明なし |
| Google 公式価格(100万トークンあたり) | 入力 $1.50、画像出力 $30 | 入力 $0.50、画像出力 $60 |
| APIYI の1回あたり料金 | $0.045/回 | $0.055/回 |
Nano Banana 2.1 の主な変更点と制限(公式発表)
公式モデルページでは、主な変更点として次の3つが挙げられています。1K/2K/4K のすべての解像度で画質とリアリティが向上したこと、2K/4K のワイドおよびパノラマ比率でタイル状のアーティファクトが修正されたこと、文字の描画やインフォグラフィックのレイアウト精度が向上したことです。公式は「ポスター上の鮮明な文字や複雑な図解」「多言語のローカライズに対応した文字描画」を用途として挙げています。参照画像は最大14枚まで対応し、Google 検索(ウェブ・画像)によるグラウンディングもサポートしています。
モデルカードに記載された、人による並列比較の Elo スコアも参考になります。総合的な選好度は、2.1(思考あり)が 1050、2.1(思考なし)が 1015、Nano Banana 2(思考あり)が 990、Pro が 935 です。インフォグラフィックのデザインでは、それぞれ 1048、1001、961、912 でした。インフォグラフィックの事実精度に関する自動評価は 0.521、0.328、0.179、0.265 で、ここで最も大きな差が見られます。
同じモデルカードには、制限事項も記載されています。小さな文字の描画は苦手で、特に1Kではぼやけやすいこと、長い段落やページ全体にわたる長文の生成は得意ではないこと、キャラクターの一貫性が常に保たれるとは限らないこと、左右を取り違えるといった誤りが依然として起こることです。以下の5つの利用シーンで、どのケースなら乗り換えるべきか、どのケースならその必要がないかを判断するうえで、これらの点が重要になります。
Nano Banana 2 vs 2.1の文字描画:ポスターの5つのシーンを比較
以下の5つのシーンは、「文字数が少ないものから多いものへ、フォントサイズが大きいものから小さいものへ」の順に並んでいます。各シーンには、そのままコピーして使えるプロンプトの要点を記載しています。画像に表示させる文字は英語の二重引用符で囲みました。この書き方にすると、モデルが文字を必ずそのまま描画すべきものとして認識しやすくなります。each::labsも2026-10-07の実践ガイドで、この書き方を推奨しています。評価では、「一字一句正しいか」「最小サイズの文字まで読めるか」「余計な文字がないか」の3点を確認します。

第1グループ:Nano Bananaで大きな文字を使った中国語ポスター
- シーン:メインタイトル1つとサブタイトル1行。縦長の
2:3、解像度は1K。 - プロンプトの要点:
縦長の音楽フェスポスター。暗い夜景を背景に、中央にはメインタイトル "夏夜潮汐" のみを配置。その下にサブタイトル "港湾礼堂 现场演出" を1行で配置。この2行以外の文字は一切入れない - 評価基準:メインタイトルの4文字が一字一句正しいこと。画の線がつながったり、乱れたりしていないこと。画像内に余計な文字がないこと。
- 2世代間の違い:短いテキストは、どちらの世代でも安定してクリアできるレベルです。公式はポスターの文字を2.1の対象シーンに挙げています。量子位が2026-10-10に、デザイナーの@歸藏による中国語の宣伝ポスターの実測結果を引用し、中国語の鮮明さと誤字の問題が大きく改善したと報告しています。
- どちらを選ぶ?:どちらでも構いません。大量に制作する場合は、同じ解像度ならより安価な2.1がおすすめです。
第 2 グループ:Nano Bananaの中英混在テキストと小さな文字
- シーン:タイトル、日付、会場、URLの4行で構成し、最も文字が小さい行はURLです。
- プロンプトのポイント:
ミニマルなシルクスクリーン風ポスター、正面から見た平面デザイン。文字は上から順に「NIGHT TIDE」「夜潮音乐会」「11 月 14 日 · 20:00 港湾礼堂」「harbourhall.com/nighttide」の4行。URLの文字サイズを最も小さくし、それ以外の場所には文字を入れない - 合格基準:元のサイズでURLを読み取れること。中黒、コロン、空白、スラッシュが欠けていないこと。中国語と英語が互いに置き換わっていないこと。
- 世代間の違い:Fuserは2026-10-06に、よく似た4行の英語ポスターでテストを行い、2.1、2、Proのすべてで、中黒やURLも含めて一字一句正確に出力できました。3モデルの違いは納品形式にあります。Proは印刷可能な平面デザインを出力しますが、2.1と2は「机の上に置かれた紙」を出力し、影も付いていました。一方、公式は小さな文字は1Kではぼやけやすいと明言しており、この点は2.1でも保証できません。
- どれを選ぶべきか:2.1を使い、まずは
2Kから試しましょう。印刷可能な平面デザインが必須なら、プロンプトで「正面から、遠近感なし、影なし」と強調してください。それでも要件を満たさない場合は、Proに切り替えましょう。
第 3 グループ:Nano Banana 2.1 縦型インフォグラフィックのロング画像
- シーン:
1:4の縦長画像。タイトル、5つの短い段階ラベル、番号を含めます。 - プロンプトのポイント:
1:4の縦型フローインフォグラフィック。上部にタイトル「新製品発売までの5ステップ」を配置し、その下に5つの段階を順番に並べる。番号は1から5まで、ラベルはそれぞれ「調査」「設計」「試作」「テスト」「公開」。ほかの説明文は入れない - 合格基準:ラベルがちょうど5つあること。番号とラベルが一対一で対応し、順序が正しいこと。余計な文字がないこと。ロング画像の中ほどに、ブロックが繰り返し並ぶ現象がないこと。
- 2世代の違い:2.1が明確に優位な項目です。公式に2K/4Kでの
1:4や8:1などのアスペクト比におけるタイル状のアーティファクトが修正され、アスペクト比が正しく反映されるようになりました。モデルカードでは、インフォグラフィックのデザインと事実の正確性の2項目で、世代間の差が最も大きくなっています。 - どちらを選ぶべきか:2.1がおすすめです。解像度は
2K以上にし、思考レベルはhighを推奨します。
第 4 グループ:Nano Banana の価格・ロゴ入り販促画像
- シーン:中国語のメインタイトル、取り消し線付きの通常価格、現在価格、通貨記号、ブランドロゴを含めます。
- プロンプトのポイント:
正方形の販促ポスター。中国語のメインタイトル「週末限定セール」を入れる。大きく現在価格「¥199」を表示し、その横に取り消し線付きの通常価格「¥299」を配置する。右下には参照画像のブランドロゴをそのまま載せ、描き直さない。ほかの文字は入れない - 合格基準:数字が一桁ずつ正確であること。
¥が欠落したり、別の記号に置き換わったりしていないこと。取り消し線が通常価格だけにかかっていること。ロゴの字形が変わっていないこと。 - 2世代の違い:数字や記号は、どちらの世代でもよく間違いが起きるポイントです。Ofoxは2026-10-13に「ポスターを生成 → タイトルを変更 → ボウルの色を変更」という3段階の編集を試しました。両世代とも「ORCHARD MARKET」と「SATURDAY 10 AM」を正しく綴り、タイトル変更と色変更もできましたが、「枠線を描かない」という否定指示はどちらも守れませんでした。筆者自身も、これは各1つの編集例であり、ベンチマークテストではないと強調しています。
- どちらを選ぶべきか:2.1がやや優位です。主な改善点は中国語の誤字と価格の表現です。ロゴは必ず参照画像として渡し、モデルの記憶に頼って描き直させないようにしましょう。重要な価格の数字は、後からレイアウトに重ねて配置するのがおすすめです。
第 5 グループ:Nano Bananaで長文や小さな文字を扱う場合
- シーン:成分表示、キャンペーン規約、注意書きなど、1画面に5行以上の文字が入る場合。
- プロンプトのポイント(おすすめの書き方):
製品パッケージの正面には、商品名「朝露フェイスクリーム」とキャッチコピー「48時間保湿」のみを配置する。裏面の注意書き欄には白一色のスペースを設け、小さな文字は一切生成しない - 確認基準:モデルに長文を生成させる場合は、最後まで正しく読めるか、行が混ざっていないか、文字を捏造していないかを1行ずつ確認します。
- 2世代の違い:公式モデルカードでは「長い段落やページ全体にわたる長文」が明確な制限として挙げられており、どちらの世代も得意ではありません。屋外の看板のように、文字を周囲の景色になじませるケースも高リスクです。前述のFuserによる街頭看板テストでは、2.1が最下位でした。
- どちらを選ぶべきか:どちらも選びません。長文はレイアウトツールで組み、画像にはタイトルと短いフレーズだけを入れましょう。看板の文字に読みやすさが求められる場合は、Nano Banana Proを使います。
Nano Banana 2と2.1:5グループの評価まとめ
| グループ | シーン | 推奨解像度 | 確認ポイント | どちらを選ぶか |
|---|---|---|---|---|
| 第1グループ | 大きな文字の中国語ポスター | 1K | メインタイトルの文字が正確か、画線がつぶれていないか | どちらでも可。大量に作るなら2.1 |
| 第2グループ | 中国語と英語が混在する小さな文字 | 2K以上 | URLが読めるか、句読点やスペースが正しいか | 2.1。印刷物のデザイン案にはPro |
| 第3グループ | 縦横比1:4の縦長インフォグラフィック | 2K以上 | ラベルの数、番号の順序、要素がタイル状に並んでいないか | 2.1 |
| 第4グループ | 価格とロゴ | 2K | 数字が1桁ずつ正しいか、通貨記号が正しいか、ロゴが変わっていないか | 2.1がやや優勢。ロゴは参照画像を渡す |
| 第5グループ | 長い段落や規約 | — | 最後まで1行ずつ読めるか、行が混ざっていないか | どちらも選ばず、レイアウトツールに任せる |
💡 再現性を高めるポイント:生成結果には大きなばらつきがあるため、「1回うまくいった」だけでは結論を出せません。プロンプト、アスペクト比、解像度を固定し、各グループで3回ずつ生成して、安定した結果を判断の基準にしましょう。APIYI(apiyi.com)では、2世代で同じトークンを使えます。モデルIDを切り替えるだけで比較できます。
Nano Banana 2.1のパラメータとコストの決め方:解像度、思考レベル、料金
パラメータによって文字の読みやすさが変わり、課金方式によって画像1枚あたりのコストが決まります。この2つはあわせて設定しましょう。ここではグラフィカルインターフェースを中心に進めます。まずコンソールでトークンを作成し、その後リクエストを記述します。
手順1:コンソールでトークンを作成し、Billing modelを選択する
- APIYI(apiyi.com)のコンソールにログインし、トークン管理を開いて新しいトークンを作成します。
- トークンの設定で、Billing modelをリクエストごとの課金(Pay-per-request)にします。画像を生成するたびに課金され、画像1枚が課金単位になります。
- 生成されたKeyをコピーし、環境変数
APIYI_API_KEYに保存します。コードやフロントエンドのページに直接書き込まないでください。
課金方式はトークンのBilling modelで決まり、リクエスト内のパラメータでは変更できません。画像1枚の生成が課金単位となり、1Kと4Kは同じ料金です。解像度ごとにトークンを分ける必要はありません。
ステップ2:項目ごとにリクエストパラメーターを入力する
- リクエスト先:
POST https://api.apiyi.com/v1beta/models/gemini-nano-banana-2.1:generateContentは Gemini ネイティブ形式です。モデル名をgemini-3.1-flash-imageに変更すると、Nano Banana 2 を利用できます。 - 認証ヘッダー:
AuthorizationにBearerとご自身の APIキーを続けて入力します。 - プロンプト:
contents[0].partsにtextセグメントを1つ設定します。1つの part に設定できるのはtextまたはinlineDataのどちらか一方です。 - 参照画像:ロゴなどの参照画像は
inlineData(Base64)で指定します。公開リンクをfileData.fileUriで渡すこともできます。この場合、Google のサーバーが画像を取得します。まずは Base64 の利用をおすすめします。 - 解像度:
generationConfig.imageConfig.imageSizeに1K、2K、4Kのいずれかを指定します。省略時は1Kです。2.1 は512に対応していないため、指定すると 400 エラーが返ります。 - アスペクト比:
aspectRatioに2:3、1:4などを指定します。省略するとモデルが自動で選ぶため、同じプロンプトでも横長と縦長のどちらになるか分かりません。比較する場合は必ず固定してください。 - 思考レベル:2.1 の
thinkingLevelにはminimal、medium、highを指定できます。デフォルトはmediumです。Nano Banana 2 で指定できるのはminimalとhighのみです。 - タイムアウト:呼び出しは同期処理で、タスク ID はありません。接続が切れると結果は失われますが、料金は通常どおり発生します。HTTP のタイムアウトは 360 秒に設定し、リバースプロキシ、ゲートウェイ、Serverless の実行時間上限もあわせて延長してください。
- 画像の取得:
candidates[0].content.partsを走査し、inlineDataを含むすべてのセグメントを抽出して、最後の画像を取得します。parts[0]に固定しないでください。mimeTypeはレスポンスから取得し、image/pngと決めつけないようにします。
トラブルシューティングでは、次の3点に注意してください。HTTP 200 が返っても parts が空の場合は、コンテンツ審査(IMAGE_SAFETY)にブロックされている可能性があります。このケースは課金されず、同じ内容で1~2回再試行すると通ることがよくあります。NO_IMAGE が返る場合は、プロンプトが画像生成ではなく、テキスト出力を求めている可能性が高いです。参照画像が反映されない場合は、promptTokensDetails に IMAGE があるか確認してください。画像1枚のサイズは7MB以下、1回のリクエスト全体は100MB未満にする必要があります。Base64にするとデータ量は約33%増加します。2K/4Kで突然ぼやけたりエラーが出たりした場合は、まず aistudio.google.com/status で上流の障害が発生していないか確認してください。
コマンドラインや SDK は補足的な利用方法です。プロジェクトで OpenAI SDK をすでに使っている場合は、互換インターフェース /v1/chat/completions を利用できます。base_url を https://api.apiyi.com/v1 に設定し、参照画像は image_url で Base64 または公開リンクとして渡してください。このインターフェースは /v1/images/generations には対応していません。

Nano Banana 全シリーズ価格表
| モデル | モデル ID | APIYI の従量料金 | Google公式料金(100万トークンあたり) | 公式換算の1枚あたり料金 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| Nano Banana 2.1 | gemini-nano-banana-2.1 |
$0.045(1K/2K/4Kで同額) | 入力 $1.50、テキスト・思考出力 $7.50、画像出力 $30 | 1K $0.0336、2K $0.0504、4K $0.113 | 2026-10-13に$0.05から値下げ |
| Nano Banana 2 | gemini-3.1-flash-image |
$0.055 | 入力 $0.50、テキスト出力 $3、画像出力 $60 | 0.5K $0.045、1K $0.067、2K $0.101、4K $0.151 | -preview付きの旧IDも同額 |
| Nano Banana Pro | gemini-3-pro-image |
$0.09 | — | — | 看板や平面デザインの用途におすすめ |
| Nano Banana 2 Lite | gemini-3.1-flash-lite-image |
$0.025 | — | — | 1Kのみ |
| 第1世代 | gemini-2.5-flash-image |
$0.02 | — | — | 1Kのみ。公式では2027-03-15に提供終了と記載 |
docs.apiyi.com/modelsの現行ページでは、これら5モデルはいずれも「画像生成・従量課金」です。2.1と2のエンドポイントはどちらもchatとgeminiで、グループはNB_OSS / NB-Enterprise / Default / SVIPです。入力、出力、キャッシュ読み込みの3項目は適用対象外です。Pro、Lite、第1世代も同様に従量課金のみです。料金とグループはページ上の最新情報をご確認ください。Google公式のバッチ料金は標準料金の半額です。公式換算では、2.1は1Kと2Kで2より半額、4Kで約25%安くなります。
1K・2K・4Kの料金を比較
| 解像度 | APIYIの従量料金(1枚あたり) | 100枚の合計 | Google公式料金の1枚あたり換算 |
|---|---|---|---|
| 1K | $0.045 | $4.5 | $0.0336 |
| 2K | $0.045 | $4.5 | $0.0504 |
| 4K | $0.045 | $4.5 | $0.113 |
従量料金は解像度によって変わらず、1Kから4Kまで1枚単位で課金されます。そのため、解像度が高いほどお得です。同じ100枚でも、4Kの場合はGoogle公式で約$11.3かかるところ、APIYIなら$4.5です。1枚あたりのコストを抑えるには、解像度ごとに複数のAPIキーを作るのではなく、解像度を最大限に活用するのがおすすめです。
Nano Banana 2と比較すると、従量料金では2.1のほうが1枚あたり$0.01安く($0.045に対して$0.055)、100枚で$1の差になります。思考レベルをhighにすると1枚あたりの処理時間は長くなりますが、従量料金は変わらないため、予算を見積もりやすいのもメリットです。
Nano Banana 2 vs 2.1:まとめとよくある質問
Nano Banana 2 vs 2.1:シーン別の選び方
| シーン | 第一候補 | 代替候補 | 理由 |
|---|---|---|---|
| ポスターの短い文字 | Nano Banana 2.1 | Nano Banana 2 | どちらの世代でも対応できますが、2.1のほうが低コストです |
| インフォグラフィック、ラベルの多い長尺画像 | Nano Banana 2.1(2K以上、high) |
— | モデルカードのインフォグラフィック評価では、両世代の差が最も大きく、横長画像のアーティファクトも修正されています |
| 小さな文字、URL | Nano Banana 2.1(2K/4K) | Nano Banana Pro | 1Kではどちらの世代もぼやけます。平面デザインならProと比較してみましょう |
| 長文、ページ全体にわたる利用規約 | レイアウトツール | — | 公式に制限事項として明記されており、どちらの世代にも向いていません |
| 看板など、環境内にある文字 | Nano Banana Pro | Nano Banana 2 | 第三者のテストでは、2.1で生成した看板の文字は判読できませんでした |
Nano Bananaの文字描画に関する重要ポイント
- 全体的に強くても、すべてのケースで勝るわけではありません:Eloは平均値なので、個別の反例が出るのは想定内です。
- 短いタイトルなら、どちらの世代も安定しています:2.1に切り替える主な理由は、価格と横長のアスペクト比です。
- インフォグラフィックは切り替える価値があります:情報の見せ方と事実の正確さでは、2.1が最も大きくリードしています。
- 小さな文字には解像度が重要です:1Kで細かい文字を期待するのは避け、少なくとも2Kに設定しましょう。
- 長文や看板の文字は無理に生成しないでください:長文はレイアウトツールに任せ、看板の文字にはProを使いましょう。
- サービス終了のうわさを鵜呑みにしないでください:正式版について、公式は終了日を発表していません。
-previewの旧IDを置き換えれば十分です。 - 料金は1枚ごとの定額です:1K/2K/4Kはすべて$0.045です。高解像度ほどお得です。APIYI apiyi.comでトークンを1つ作成すれば、シリーズ全体を利用できます。
Q1:Nano Banana 2はすぐに提供終了になりますか?事前に移行すべきですか?
2026年10月23日時点で、公式の提供終了ページでは、正式版 `gemini-3.1-flash-image` の終了日は「未発表」とされています。明確な終了日が設定されているのはプレビュー版です。まずは旧 `-preview` IDを正式版に置き換えたうえで、この記事の用途別一覧を参考に、どの業務を2.1に切り替えるか判断しましょう。一度にすべて移行する必要はありません。
Q2:同じプロンプトなのに、2.1のほうが誤字が多いことがあります。モデルが劣化したのでしょうか?
必ずしもそうとは限りません。まず、解像度が同じか、アスペクト比を明示的に固定しているか、各条件で1回しか生成していないかを確認してください。この3点をそろえ、各条件で3回ずつ生成して比較しましょう。それでも看板や長い文章のようなケースで誤りが出るなら、それは公式も認めている制限であり、偶発的な問題ではありません。
Q3:Nano Banana 2.1で512解像度を使って節約できますか?
できません。2.1が対応しているのは `1K`、`2K`、`4K` のみです。`512` を指定すると、400エラーが返されます。512のプレビュー画像が必要な場合は、Nano Banana 2を引き続き使うか、1Kの従量課金(1枚$0.045)を利用してください。
Q4:文字入りポスターを作る場合、思考レベルはどれくらいに設定すればよいですか?
短いタイトルなら、デフォルトの `medium` で十分です。インフォグラフィックやラベルの多い画像では `high` をおすすめします。モデルカードの比較では、思考機能の有無による差がかなりはっきりしています。従量課金の場合、思考レベルを変えても1枚あたりの料金は変わらず、処理時間と安定性に影響します。
Q5:Nano Banana 2と2.1の文字描画を手早く比較するには?
APIYI apiyi.comのコンソールでトークンを作成してKeyをコピーし、この記事にある5種類のプロンプトを使います。`aspectRatio` と `imageSize` を固定したうえで、リクエスト先のモデル名だけを変え、各条件で3回ずつ実行してください。どちらの世代も同じKeyを使えるため、APIを2種類それぞれ連携する必要はありません。
Q6:中国語ポスターの誤字は、2.1で完全になくなりますか?
完全には解消されません。第三者による中国語での実測では、誤字や鮮明さが大きく改善したとされていますが、数字、通貨記号、小さな文字は依然として間違いが起きやすい項目です。価格、日付、URLなどの重要な情報は、後からレイアウトツールで重ねるのがおすすめです。画像内にはメインタイトルと短いフレーズだけを残しましょう。
まとめ
冒頭の疑問に戻りましょう。「2.1は文字のレンダリング性能が高い」という評価は、全体的な平均性能を指しています。インフォグラフィックや中国語の短い見出しについては、公式・第三者のデータでも裏付けられています。一方、看板の背景にある文字や、1K解像度の小さな文字、長文は依然として苦手です。Nano Banana 2のほうが正確だと感じる人がいるのは、まさにこのためです。
実際に使う際は、次の3点を目安にしてください。短い文字を入れたポスターは2.1に切り替えてコストを抑える。インフォグラフィックや小さな文字は、2K以上に設定してhighを有効にする。長文や看板の文字には、別の方法を使う。APIYI apiyi.comで従量課金のトークンを作成し、5種類のプロンプトを一通り試してから、移行する範囲を決めるのがおすすめです。
著者:APIYI技術チーム
技術的なお問い合わせ:APIのパラメーターや最新の料金は、docs.apiyi.comのドキュメントセンターでご確認いただけます。ご不明な点があれば、APIYIの公式サイトからお気軽にお問い合わせください。
