Seedance 2.0 公式プロンプトガイド徹底解説:6ステップの公式 + 8種類のカメラワーク + 完全回避リスト

作者注:Seedance 2.0 公式プロンプトガイドに基づき、プロンプトの6ステップ構成、8種類のカメラワーク、スタイルキーワード、ネガティブプロンプト、そしてよくある失敗例までを徹底解説します。すぐに使えるテンプレートも多数用意しました。

Seedance 2.0 で動画を生成する際、「同じモデルを使っているのに、なぜあの人の動画は滑らかで素晴らしいのに、自分の動画はブレていてぼやけているのか?」と感じたことはありませんか?その差はモデルではなく、プロンプトにあります。Seedance 2.0 公式から完全なプロンプトガイドが公開されました。プロンプトの構造からカメラワーク、スタイルキーワード、ネガティブプロンプトまで、すべての記述ルールが網羅されています。

核心的価値: 本記事を読めば、Seedance 2.0 の標準的なプロンプト構成式を習得し、8種類のカメラワークの記述テクニックを学び、どの単語を使うべきか、何を避けるべきかが明確になります。

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Seedance 2.0 プロンプトの核心ポイント

ポイント 説明 重要性
6ステップ公式 主体→動作→環境→カメラワーク→スタイル→制約 核心フレームワーク
60-100単語 簡潔かつ効果的、長すぎると品質低下 長さの制御
カメラと動作の分離 主体の動きとカメラの動きを分けて記述 最も見落としがち
一度に1変数のみ変更 反復時に調整するのは1要素のみ チューニング戦略
ネガティブプロンプト 不要な効果を明確に除外 失敗回避の鍵
監督の視点 エンジニアではなく監督のように書く マインドセットの転換

なぜプロンプトの書き方がこれほど重要なのか

Seedance 2.0 は、業界初となる4つのモダリティ入力(画像 + 動画 + 音声 + テキスト)に対応した動画生成モデルです。1分未満で2K解像度、最大15秒、ネイティブ音声付きの動画を生成できます。しかし、モデルの出力品質はプロンプトの書き方に大きく依存します。構造が明確なプロンプトと曖昧なプロンプトでは、生成結果に天と地ほどの差が出ます。

公式ガイドの核心理念は、**「監督のようにプロンプトを書くこと」**です。技術的なパラメータを並べるのではなく、あなたが望む画面、動作、そして感情を記述してください。


Seedance 2.0 プロンプト 6ステップ公式

公式推奨の標準プロンプト構造

[主体], [動作], in [環境], camera [カメラワーク], style [スタイル], avoid [制約]

この公式の各パートには明確な記述ルールがあります:

ステップ 要素 記述の要件
1. 主体 誰/何を記述 外見の特徴を優先 "白いワンピースを着た若い女性"
2. 動作 何をするか記述 具体的な動詞、強さを定量化 "ゆっくりと振り返り、そよ風がスカートを揺らす"
3. 環境 どこにいるか記述 光と雰囲気を盛り込む "in 黄昏時の海辺、金色の残照"
4. カメラ どう撮影するか メインのカメラ指示を1つだけ記述 "camera slow push-in"
5. スタイル どんな感覚か 具体的な映像リファレンス "style cinematic film tone, 35mm"
6. 制約 何を避けるか よくある問題を排除 "avoid jitter and bent limbs"

完全な例

良いプロンプト:

A skateboarder lands a clean trick in an empty dawn parking lot, 
camera low tracking shot then subtle rise, modern cinematic contrast, 
6 seconds, 16:9, avoid jitter and bent limbs.

悪いプロンプト:

cool skateboard video, cinematic, fast, amazing tricks, 
lots of movement, epic style

差の分析: 良いプロンプトには、具体的な主体(スケートボーダー)、動作(クリーンなトリックを決める)、環境(夜明けの誰もいない駐車場)、カメラワーク(ローアングル追跡から緩やかな上昇)、制約(ジッターや手足の歪みを回避)が含まれています。悪いプロンプトは曖昧な形容詞ばかりで、具体的な指示が一切ありません。

🎯 執筆のアドバイス: 6ステップ公式を印刷してモニターの横に貼っておき、プロンプトを書くたびにチェックすることをお勧めします。APIYI (apiyi.com) を通じて Seedance 2.0 API を呼び出す際も、この公式がそのまま適用できます。

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Seedance 2.0 カメラワーク完全ガイド

8種類のカメラワーク記述法

カメラワークは、Seedance 2.0のプロンプトにおいて動画の品質を最も高める要素です。公式ガイドでは、以下のカメラタイプがサポートされています。

カメラタイプ 英語表記 効果の説明 推奨シーン
ドリーイン push-in / dolly in 被写体にゆっくり近づく クローズアップ、感情の強調
ドリーアウト pull-out / dolly out 被写体から離れ全体を見せる 環境の提示、空間の広がり
パン lateral motion / pan 水平方向にカメラを振る 被写体の追跡、シーンのスキャン
トラッキング tracking shot / follow 被写体の動きに合わせて移動 アクション、人物の歩行
オービット orbit / arc 被写体の周囲を回転する 製品紹介、人物のポートレート
空撮 aerial / drone shot 上空からの俯瞰や鳥瞰 風景、都市、壮大なシーン
ハンドヘルド handheld 手持ち撮影のような微かな揺れ ドキュメンタリー風、リアリティ
フィックス fixed / locked-off カメラを完全に固定する 被写体の動きを強調する時

カメラワーク記述の核心ルール

ルール 1: メインのカメラ指示は1つに絞る

✅ 正確: camera slow push-in
❌ 誤り: camera push-in, then pan left, zoom out, orbit around

矛盾する複数の指示はモデルを混乱させ、映像の揺れや不自然な繋がりの原因となります。複合的な動きが必要な場合は、メインの動きの後にサブの動きを付け加えます。

✅ 正確: camera low tracking shot then subtle rise

ルール 2: 技術パラメータではなく「リズム」で記述する

✅ 正確: slow, smooth, stable, gradual, gentle
❌ 誤り: 24fps, f/2.8, ISO 800, focal length 85mm

Seedance 2.0は、カメラの技術パラメータよりも人間が感じるリズム感を理解します。公式ガイドでは「編集者に指示を出すようにリズムを記述すること」を推奨しています。

ルール 3: カメラワークと被写体の動きを分けて書く

✅ 正確: The dancer spins slowly. Camera holds fixed framing.
❌ 誤り: spinning camera around a dancing person

カメラの動きと被写体の動きを混同するのが最も多いミスで、映像が制御不能な揺れを起こす原因となります。

Seedance 2.0 カメラワーク速度の参考キーワード

速度 キーワード 効果
極めて遅い imperceptible, barely ほとんど気づかない程度の動き
遅い slow, gentle, gradual 滑らかで安定した動き
中速 smooth, controlled 自然な動きのリズム
速い dynamic, swift インパクトがある(使用には注意)

⚠️ 重要警告: "fast" は動画品質を低下させる最も危険なキーワードです。速いカメラワーク+速い切り替え+忙しいシーンの組み合わせは、ほぼ確実に映像の乱れやアーティファクトを引き起こします。速いテンポが必要な場合でも、要素を1つに絞りましょう。


Seedance 2.0 スタイルキーワードと光の記述

効果的なスタイルキーワード

スタイル分類 推奨キーワード 効果
映画風 cinematic, film tone, 35mm 映画のようなクラシックな質感
画質 4K, high detail, sharp 高精細なディテール
フィルム film grain, analog, vintage レトロな質感
色調 warm tone, cool palette, desaturated 色彩の傾向
雰囲気 moody, dreamy, ethereal 感情的なムード
リアリティ realistic, natural, documentary 写実的なスタイル

光の記述——プロンプトで最も重要な要素

公式ガイドでは、光の記述がプロンプトの中で動画品質に最も大きな影響を与えると強調しています。

光のキーワード 効果 使用例
golden hour ゴールデンアワーの暖色 "soft golden hour lighting"
rim light 輪郭光(リムライト) "dramatic rim light against dark bg"
natural light 自然光 "soft natural window light"
neon ネオンライト "neon-lit rainy street"
backlit 逆光 "backlit silhouette at sunset"
overcast 曇天の柔らかな光 "even overcast diffused light"

💡 核心アドバイス: 品質向上のためにプロンプトに何か一つ加えるなら、光の記述を選んでください。"A person walking" と "A person walking in soft golden hour lighting" では、動画の品質に圧倒的な差が出ます。

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Seedance 2.0 3つの生成モードにおけるプロンプトの違い

テキストから動画生成 (Text-to-Video)

動画の内容をテキストで直接記述します。以下の6ステップの公式に従ってください:

A lone astronaut walks across an amber desert under 
twin moons, camera slow lateral tracking, cinematic 
sci-fi tone, 8 seconds, 16:9, avoid temporal flicker.
// 孤独な宇宙飛行士が双子の月の下、琥珀色の砂漠を歩く。カメラはゆっくりと横に追従。シネマティックなSF調、8秒、16:9、時間的なちらつきを回避。

画像から動画生成 (Image-to-Video)

画像を起点とする場合、プロンプトは動きと変化のみを記述します:

Animate the provided image, preserve composition and 
colors, add gentle wind motion to the leaves, camera 
slowly pushes in, keep consistent lighting, 6 seconds.
// 提供された画像をアニメーション化。構図と色を維持し、葉に穏やかな風の動きを加える。カメラはゆっくりとズームイン。照明の一貫性を維持、6秒。
要素 テキストから動画生成 画像から動画生成
被写体の説明 詳細な記述が必須 画像に含まれているため省略可
動きの説明 全体的な記述 重点的に、動的な変化を記述
構図の維持 不要 「preserve(維持)」の強調が必須
カメラワーク 柔軟 画像の構図に合わせる

動画から動画生成 (Video-to-Video)

動画を参照元とし、プロンプトでスタイルの変換を記述します:

Transform source clip to anime watercolor style, 
preserve core motion and timing, adjust color palette 
to pastel, keep identity consistent, avoid identity drift.
// ソースクリップをアニメ調の水彩スタイルに変換。主要な動きとタイミングを維持し、カラーパレットをパステル調に調整。アイデンティティの一貫性を保ち、変化を回避。

Seedance 2.0 ネガティブプロンプトリスト

必須のネガティブプロンプト

ネガティブプロンプト 除外対象 使用シーン
avoid jitter 画面の揺れ すべての動画
avoid bent limbs 四肢の歪み 人物動画
avoid temporal flicker 時間的なちらつき 長時間の動画
avoid identity drift 主体の特徴の変化 キャラクターの一貫性
avoid chaotic composition 構図の乱れ 複雑なシーン

品質低下を招きやすいキーワード

注意すべきキーワード 理由 代替案
fast (限定なし) 全体的な混乱を招く 特定の要素のみに「fast」を使用
cinematic (単独使用) 曖昧で指針にならない "cinematic film tone, 35mm, warm"
epic 具体的な意味がモデルに伝わらない 具体的な視覚効果を記述
amazing/beautiful 形容詞で具体的な指針がない 光や構図を具体的に記述
lots of movement 動きすぎて揺れの原因になる 特定の単一の動きを記述

🎯 API 利用のアドバイス: APIYI (apiyi.com) を通じて Seedance 2.0 API を呼び出す際も、上記のプロンプト規約がそのまま適用されます。チーム内でプロンプトのテンプレートライブラリを作成し、シーンごとに検証済みの高品質なプロンプトを保存しておくことで、毎回ゼロから作成する手間を省くことができます。

Seedance 2.0 プロンプト反復手法論

「一度に1つの変数」の法則

公式ガイドで推奨されている反復手法は、以下の4ステップのサイクルです。

  1. ベースライン生成: 標準的なプロンプトを使用して2〜3個のオプションを生成します。
  2. 単一変数の調整: 毎回1つの要素(カメラワーク、動きの強さ、またはスタイル)のみを変更します。
  3. 品質スコアリング: 連続性、指示への適合度、後処理での使いやすさに基づいてスコアリングします。
  4. 最終選択: 総合スコアが最も高いバージョンを選択します。

核心原則: 一度に1つの変数のみを変更することで、どの変更が結果に影響を与えたかを判断できます。一度に3つの変数を変更してしまうと、どれが効果を発揮したのかを特定できなくなります。

プロンプトテンプレートの3層管理

レイヤー 用途 特徴
入門テンプレート 方向性の迅速な検証 短く正確
本番テンプレート 正式な納品物用 厳格なカメラワークと一貫性の制約
フォールバックテンプレート 出力が不安定な際のダウングレード用 極限まで簡略化、基本に回帰

プロンプト公開前のチェックリスト

  • 作成者以外の視点で全文を読み直す
  • 重複する形容詞を削除する
  • メインのカメラワーク指示が1つだけであることを確認する
  • 制約条件が後処理で実現可能か確認する
  • スタイルと動きの指示が矛盾していないか確認する

🚀 効率化のヒント: APIYI (apiyi.com) を通じて Seedance 2.0 API を呼び出しバッチテストを行う際は、スクリプトを使用して「一度に1つの変数」を調整する反復プロセスを自動化し、最適なプロンプトの組み合わせを素早く見つけることをお勧めします。


Seedance 2.0 入力仕様クイックリファレンス

入力タイプ フォーマット 制限 説明
画像 JPEG/PNG/WebP/BMP/TIFF/GIF 最大9枚、各30MB未満 構図とスタイルの参照
動画 MP4/MOV 最大3本、2〜15秒 動きとリズムの参照
音声 MP3/WAV 最大3本、15秒未満/15MB未満 音響効果とリズムの参照
出力時間 4〜15秒から選択可能 必要に応じて選択
出力解像度 最大2K
ファイル総数 最大12個 全タイプ合計 画像+動画+音声

重要な制限: 識別可能な実在の人物の顔写真はアップロードできません。実在の人物の顔が含まれるコンテンツはブロックされます。


よくある質問

Q1: プロンプトはどのくらいの長さが最適ですか?

公式では 60〜100 語が推奨されています。短すぎると重要な情報が不足し、長すぎると矛盾した指示が発生しやすくなります。核心は、すべての単語が具体的なガイドとしての役割を果たすことです。「美しい」「驚くべき」といった、具体的な指示力のない形容詞はすべて削除しましょう。APIYI (apiyi.com) を通じて呼び出す際も、この範囲内に収めることをお勧めします。

Q2: 動画が常に揺れてしまう場合はどうすればいいですか?

最も一般的な原因は3つあります。(1) 矛盾する複数のカメラワークを同時に指定している、(2) 「fast」というキーワードを使用して全体が混乱している、(3) 高速なカメラワーク、速い主体の動き、複雑なシーンを同時に要求している。解決策:メインのカメラ指示を1つだけに絞り、「slow」「smooth」「stable」といったリズムを表す単語を追加し、ネガティブプロンプトとして「avoid jitter」を加えましょう。

Q3: 画像から動画生成とテキストから動画生成で、プロンプトに違いはありますか?

画像から動画生成の場合、主体の外観を詳しく説明する必要はありません(画像に既に含まれているため)。動きの変化やカメラワークの記述に重点を置きましょう。また、「preserve composition and colors(構図と色を保持)」を追加して、画像の構図と色彩の一貫性を保つことが必須です。一方、テキストから動画生成では、完全な6ステップの公式が必要です。APIYI (apiyi.com) を通じれば、両方のモードの効果を同時にテストできます。


まとめ

Seedance 2.0 プロンプトガイドの核心ポイント:

  1. 6ステップの公式: 主体→動作→環境→カメラワーク→スタイル→制約、60〜100語が最適
  2. カメラワークが鍵: メインのカメラ指示は1つに絞り、技術的なパラメータではなくリズムを表す単語(slow/smooth/gentle)を使用する
  3. 光の描写が最大のレバレッジ: 形容詞を10個並べるよりも、光の描写を1文加える方がはるかに効果的
  4. ネガティブプロンプトは必須: 「avoid jitter and bent limbs(揺れや手足の歪みを避ける)」は、人物動画の標準設定にすべき
  5. 一度に1つの変数のみ変更: 反復調整を行う際は、因果関係を判断するために1つの要素だけを変更する

この公式プロンプトの仕様をマスターすれば、Seedance 2.0 の動画品質は飛躍的に向上します。APIYI (apiyi.com) を経由して Seedance 2.0 API を呼び出し、バッチテストや反復最適化を行うことをお勧めします。当プラットフォームは Jimeng(即夢)や Wan2.7 といった他の動画/画像モデルもサポートしており、モデルごとの生成効果を簡単に比較できます。


📚 参考資料

  1. Seedance 2.0 公式プロンプトガイド: 火山エンジン(Volcengine)公式ドキュメント

    • リンク: volcengine.com/docs/82379/2222480
    • 説明: プロンプトの完全な仕様と公式サンプルを掲載しています
  2. Seedance 2.0 プロンプトテンプレートとサンプル: コミュニティ厳選プロンプト集

    • リンク: cdance.ai/seedance-2-0-prompt-guide
    • 説明: そのまま使えるプロンプトテンプレートと生成結果の例を紹介しています
  3. 500+ Seedance 2.0 プロンプトコレクション: オープンソースのプロンプトライブラリ

    • リンク: github.com/YouMind-OpenLab/awesome-seedance-2-prompts
    • 説明: 映画、アニメ、広告、UGCなど、幅広いスタイルを網羅しています
  4. RunDiffusion Seedance ガイド: 実践チュートリアル

    • リンク: learn.rundiffusion.com/seedance-2-0-prompt-guide
    • 説明: 入力仕様や生成モードの詳細な解説が含まれています

著者: APIYI 技術チーム
技術交流: Seedance 2.0 のプロンプトのコツをぜひコメント欄で共有してください。その他の AI モデル接続に関する資料は、APIYI ドキュメントセンター(docs.apiyi.com)をご覧ください。

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