著者注:GPT-6.1 Terraの「無料」を3つの意味に分け、地域制限、利用制限、最小コストで検証する方法を解説します。
結論から言うと、GPT-6.1 Terraに無料のAPI利用枠はありません。無料で使えるのはChatGPT Work/Codexのプランに含まれる利用枠だけです。中国国内の開発者にとっては、まず0.03元を使って一度試すのが現実的です。
GPT-6.1 Terra 無料試用と検索する人の多くは、「お金をかけずにAPIを呼び出す方法」を探しているでしょう。しかし、その方法はありません。公式APIには3つの有料プランしかなく、ドキュメント、料金ページ、モデルページのいずれにも無料枠や試用期間についての記載はありません。
とはいえ、利用を諦める必要はありません。 この記事では「無料」の3つの意味をそれぞれ検証したうえで、5ステップ以内でできる最小コストの検証方法を紹介します。中国国内の開発者は、APIYI(apiyi.com)のような第三者のAPI中継サービスを利用できますが、各プラットフォームのルールに従う必要があります。この記事の情報は、2026-10-27に取得した公式ページに基づいています。

GPT-6.1 Terra 無料体験のポイント:「無料」の3つの意味を確認
「無料」には3つの意味があり、それぞれ結論が異なります。下表で対象ユーザーと制限を確認しましょう。
| 「無料」の意味 | 該当するか | 対象ユーザー | 制限 |
|---|---|---|---|
| ChatGPTのサブスクリプション内の利用枠 | 一部該当 | Plus、Pro、Enterprise、Eduユーザー | WorkとCodexでのみ利用可能。Chatでは使えず、プラン全体の利用上限が適用される |
| 公式APIの無料枠 | 該当しない | なし | 無料枠はなく、Build層に入るには最低5ドルのチャージが必要 |
| API中継サービスの試用枠 | 該当するが、枠はごくわずか | 中国国内の開発者 | APIYI(apiyi.com)では新規アカウントに0.05ドル分が付与され、接続テストに利用できる |
GPT-6.1 Terraのサブスクリプション内の利用枠:使えるが、無制限ではない
公式発表ブログによると、Terraはリリース当日からPlus、Pro、Enterprise、Eduユーザーに提供されています。利用できるのはChatGPTのWorkとCodexのみで、公式には「available in Work and Codex, not Chat」と説明されています。WorkとCodexではStandardモードとFastモードに対応し、従来のPowerプリセットとプランの利用上限が適用されます。
この利用枠は「トークン単位で別途課金されない」というもので、無制限ではありません。公式にはChatGPT無料版でTerraを使えるという説明はないため、無料版でも使えるとは考えないようにしましょう。
GPT-6.1 TerraのAPI無料枠:存在しない
公式の利用階層はBuild、Launch、Growの3段階のみで、いずれも累計チャージが必要です。また、次の3つの仕組みは「無料」と誤解されがちです。
- キャッシュ読み取り:100万トークンあたり0.05ドル。繰り返し使うプレフィックスの読み取り料金が入力料金の5%に下がるだけで、無料ではありません。
- Batch/Flexの50%割引:標準料金の50%になりますが、待ち時間が発生するか、応答が遅くなります。
- プランの利用枠:ChatGPT内でのみ有効で、API呼び出しには使えません。

GPT-6.1 Terra の地域制限:まずは直接申し込めるか確認
どの方法を選ぶかは、ここで決まります。 公式のサポート対象国・地域リストには、中国本土、香港、マカオが含まれていません。公式ページには、リスト外からのアクセスやアクセスサービスの提供によって、アカウントが停止または凍結される可能性があると明記されています。アクセスが拒否された場合は 403 が返され、「Country, region, or territory not supported」(国または地域がサポートされていません)と表示されます。
この記事では、地域制限を回避する方法は紹介しません。ネットワークの所在地がリストに含まれていない開発者がルールに従って利用するには、第三者のAPI中継サービスを利用し、そのプラットフォームの利用規約を守る必要があります。また、Terra は UAE での推論データレジデンシーに対応していません。この制限はユーザーの所在地ではなく、推論が行われる場所に基づいて判定されます。
GPT-6.1 Terra のレート制限:Build 層でよく直面する制約
チャージして Build 層に入ると、まず直面するのがレート制限です。以下は Standard プランの数値です。
| 層 | 累計チャージ額 | 月間利用上限 | RPM | TPM |
|---|---|---|---|---|
| Build | 5 米ドル | 500 米ドル | 5,000 | 1,000,000 |
| Launch | 100 米ドル | 5,000 米ドル | 10,000 | 4,000,000 |
| Grow | 500 米ドル | 200,000 米ドル | 15,000 | 40,000,000 |
Build 層のバッチ処理キューの上限は 3,000,000 です。レート制限にはもう一つ、見落としがちな注意点があります。トラフィックを急に増やしすぎると、slow_down が発生します。公式の経験則では、入力トラフィックが毎分 100 万トークンに達した後は、15 分ごとの増加を最大 50% に抑える必要があります。
429 エラーには全部で 5 つの原因があり、それぞれ対処法が異なります。
| 429 の原因 | 意味 | リトライは有効か |
|---|---|---|
| slow_down | 同時リクエスト数の増加が速すぎる | 有効。速度を落としてから徐々に増やす |
| rate limit reached | RPM/TPM を超過 | 有効。待機時間を設けてリトライする |
| credit_balance_exhausted | プリペイド残高が不足 | 無効。チャージが必要 |
| organization/project_spend_limit_exceeded | 自分で設定した利用額の上限を超過 | 無効。上限の調整が必要 |
| organization_usage_limit_exceeded | 公式が定めた層の利用枠を超過 | 無効。層のアップグレードが必要 |
GPT-6.1 Terra クイックスタート:5ステップで低コスト検証
まずは費用を計算してみましょう。公式価格は入力が100万トークンあたり1ドル、出力が100万トークンあたり5ドルです。入力2,000トークン、出力300トークンのリクエスト1回にかかる費用は次のとおりです。
| 項目 | 計算 | 費用 |
|---|---|---|
| 入力 | 2,000 × 1 ÷ 1,000,000 | 0.002ドル |
| 出力 | 300 × 5 ÷ 1,000,000 | 0.0015ドル |
| 合計 | — | 約0.0035ドル |
この条件なら、5ドルで同様のリクエストを約1,400回実行できます。画像を含むリクエストでは、画像をトークンに換算した入力費用が別途かかります。

中国国内の開発者向けの検証手順は次のとおりです。各ステップに確認基準を付けています。
- アカウントを登録:本人が apiyi.com で登録します。確認基準:コンソールにログイン後、新規アカウントの0.05ドル分の試用クレジットが表示されること。
- トークンを作成:
api.apiyi.com/tokenでトークンを新規作成し、グループを選択します。確認基準:トークン一覧にキーが表示され、コピーできること。 - 接続先を設定:
base_urlをhttps://api.apiyi.com/v1に設定し、api_keyに前のステップで作成したキーを入力します。modelにはまずgpt-5.4-miniを指定します。確認基準:環境変数または設定ファイルで接続先とキーの両方が有効になっていること。 - 最初のリクエストを送信:OpenAI SDK で
chat.completions.createを呼び出します。messagesには短い質問を1つだけ入れ、max_tokensを300に設定します。確認基準:HTTP 200が返り、usageのprompt_tokensとcompletion_tokensの両方に数値が入っていること。 - Terra に切り替え:プラットフォームのモデル一覧で
gpt-6.1-terraが提供されていることを確認してから、modelを変更します。確認基準:利用履歴とusageから概算した費用がおおむね一致すること。
🚀 クイックスタート:ステップ1〜4は APIYI apiyi.com の試用クレジットで完了できます。まずは接続が正常に動くことを確認しましょう。2026年10月27日時点で、プラットフォームのモデル一覧には gpt-6-astra、gpt-6-sol、gpt-6.1-sol、gpt-6-luna があり、gpt-6.1-terra も提供開始済みです。価格は100万トークンあたり入力1ドル、出力5ドルです。モデルと価格はプラットフォームのモデル一覧を確認してください。
OpenAI 公式経由の手順は、OpenAI アカウントの登録 → 支払い方法の登録 → 5ドル以上のチャージ → API Keys 設定ページでキーを作成 → gpt-6.1-terra を呼び出す、という流れです。ネットワークの接続元が対応地域に含まれていることが前提です。

GPT-6.1 Terra の無料トライアルに関するよくある質問 FAQ
Q1:GPT-6.1 Terra に無料の API 利用枠はありますか?
ありません。公式 API には Build、Launch、Grow の3つの有料プランのみがあり、最低でも累計5ドルのチャージが必要です。
Q2:無料版の ChatGPT で GPT-6.1 Terra を使えますか?
公式からの案内はありません。現在、利用可能と明示されているのは Plus、Pro、Enterprise、Edu です。また、Work と Codex でのみ利用でき、Chat では利用できません。
Q3:中国国内から公式 API に直接登録できますか?
公式の対応地域リストには、中国本土、香港、マカオが含まれていません。リスト外からのアクセスはアカウント停止につながる可能性があるため、おすすめしません。規約に沿った方法として、サードパーティの API中継サービスを利用できます。
Q4:API中継サービスのトライアル枠ですぐに Terra を試せますか?
はい。2026年10月27日時点で、`gpt-6.1-terra` はプラットフォームのモデル一覧に掲載されています。0.05ドルのトライアル枠があれば、実際に1回呼び出して接続の流れを確認できます。
Q5:APIYI にはどのようなチャージ特典がありますか?
APIYI(apiyi.com)の公式ドキュメントによると、初回チャージ時に1ドル、教育機関のメールアドレスで認証したユーザーにはさらに2ドルが付与されます。企業版 WeChat のカスタマーサポートを追加し、「首充加赠」と記載して申請すると、担当者が手動で付与します。チャージ額に応じて10%、12%、15%、20%の追加特典もあり、利用枠の有効期間は365日です。プラットフォームに無料モデルのルーティングはありません。モデルと価格は、プラットフォームのモデル一覧を確認してください。
Q6:リクエスト量を増やしたらすぐに 429 エラーが出ました。どうすればよいですか?
まずエラーの原因を確認しましょう。slow_down や rate limit の場合は、リクエストの速度を落として再試行できます。残高切れや利用額の上限超過が原因の場合は、再試行しても解決しません。
GPT-6.1 Terra の無料試用:要点
- APIに無料枠はない:公式では最低5ドルをチャージするとBuild層を利用できます。
- サブスクリプションで利用可能:WorkとCodexに限られ、プラン全体の利用上限が適用されます。
- 地域制限:対象地域に中国本土、香港、マカオは含まれません。対象外の地域からアクセスすると、アカウント停止のリスクがあります。
- レート制限:Build層は5,000 RPM/100万TPM。利用量の増加は15分ごとに最大50%までです。
- 最小コスト:入力2,000トークン、出力300トークンの場合、約0.0035ドルです。
- 中国国内からの利用方法:まずAPIYIの試用枠で接続を確認し、検証後に正式な利用枠またはプランへ切り替えます。
まとめ
GPT-6.1 Terraを「無料」で使えるのは、サブスクリプション内の利用枠のみで、WorkとCodexに限られます。APIに無料枠はありませんが、数十セントもあれば実際の動作を検証できます。中国国内の開発者は地域制限のリスクを避け、API中継サービスを利用しましょう。
APIYI(apiyi.com)の試用枠でAPIへの接続を確認する方法がおすすめです。モデルと価格は、プラットフォームのモデル一覧をご確認ください。
📚 参考資料
- OpenAIのモデルページと料金ページ:GPT-6.1 Terraの仕様と料金
- リンク:
platform.openai.com/docs/models/gpt-6.1-terra -
内容: 入力、出力、キャッシュの料金
-
OpenAIのレート制限ドキュメント:利用階層と429エラーの原因
- リンク:
platform.openai.com/docs/guides/rate-limits -
内容: RPM、TPM、slow_downのルール
-
OpenAIのサポート対象地域ページ:利用可能な国と地域の一覧
- リンク:
platform.openai.com/docs/supported-countries -
内容: 一覧に含まれない地域からアクセスした場合のアカウント停止リスク
-
APIYI ドキュメントセンター:利用開始とチャージ特典
- リンク:
docs.apiyi.com/getting-started - 内容: お試し利用枠と初回チャージ特典のルール
著者: APIYI 技術チーム
技術に関するお問い合わせ: APIYI公式サイトのトップページからお気軽にお問い合わせください。詳しい資料は docs.apiyi.com のドキュメントセンターをご覧ください。
